東大阪でこれから新しい事業を始めようとされている皆様、はじめまして。東大阪を拠点に活動しております、「税理士法人やの会計事務所」でございます。
「起業したいけど、資金繰りが不安…」
「創業融資って、どうやったら成功するの?」
初めての創業融資について、このような不安や疑問をお持ちの方も少なくないでしょう。
しかし、創業融資は事業を成功させるための重要な一歩であり、ポイントを押さえて準備すれば決して難しいものではありません。この記事では、東大阪の創業者の皆様が創業融資を成功させるための秘訣と、知っておくべき注意点を分かりやすく解説します。
目次
1.創業融資はなぜ必要?知っておくべき3つのメリット
創業融資を検討されている皆様へ。創業融資は、単にお金を借りるというだけではなく、事業を成功に導くための重要な役割を果たします。そのメリットを3つの視点からご説明いたしましょう。
1)創業融資は借りやすい
一般的に、事業を始めて一定期間が経過すると、融資を受けるのが難しくなる場合があります。なぜなら、事業の実績がない段階では、金融機関は経営者の熱意や事業計画の将来性を重視してくれますが、一度事業を開始して売上が上がらなかったり、赤字が続いたりすると、その実績が審査に悪影響をおよぼすからです。
一方で、創業融資は、これから事業を始める方を応援するための制度であり、創業期だからこそ利用しやすいという大きなメリットがあります。
2)自己資金だけでは足りないリスクを回避できる
事業を始める際には、設備費や運転資金など多くの費用が必要です。すべてを自己資金で賄おうとすると、手元に資金がなくなってしまい、予期せぬトラブルや追加の出費に対応できなくなるリスクが高まります。創業融資を活用することで、手元に一定の自己資金を残しながら事業をスタートでき、経営の安定化を図ることが可能となります。
3)事業の成長スピードを加速させられる
十分な資金があれば、広告宣伝費に費用をかけたり、優秀な人材を雇用したり、質の高い設備を導入したりと、事業を大きく成長させるための投資を積極的に行えます。自己資金だけでは実現が難しい大きな一歩を踏み出すことができ、競合他社に差をつけることができるのです。

2.成功する創業融資の申請!3つの秘訣
創業融資の申請を成功させるためには、事前の準備が何よりも大切です。審査をクリアし、希望する融資額を獲得するための重要なポイントを3つご紹介します。
1)事業計画書は「実現可能性」と「熱意」を伝える
事業計画書は、金融機関に対して「この事業は成功する」と納得してもらうための重要なツールです。机上の空論ではなく、具体的な市場調査に基づいた売上予測や、無理のない資金計画を盛り込むことが求められます。
加えて、「なぜこの事業を始めたいのか」「どれほどの熱意があるのか」といった、経営者自身の想いを明確に伝えることが、融資担当者の心を動かす鍵となります。
2)自己資金は「見せ金」にせずコツコツ貯める
自己資金は、事業に対する本気度を示す重要な要素です。融資審査の際に「見せ金」と呼ばれる、一時的に他人から借り入れたお金を自己資金として見せる行為は厳しくチェックされ、発覚すると審査落ちの原因となります。日頃からコツコツと貯めた自己資金は、金融機関からの信用を得る上で欠かせない要素です。
3)専門家(税理士)の力を借りるという選択肢
創業融資の申請手続きや事業計画書の作成は、専門的な知識が必要となり、初めての方にとっては非常に煩雑に感じられるかもしれません。そのような時こそ、創業融資に精通した税理士に相談することをおすすめします。
東大阪の税理士であれば、地域の金融機関の特徴や、効果的なアピール方法を熟知しているため、成功率を格段に向上させられます。

3.知っておくべき創業融資の注意点
創業融資を受ける際には、メリットだけでなく注意点も理解しておくことが重要です。ここからは、融資後に後悔しないために、事前に知っておくべきポイントを解説します。
1)返済計画は現実的に無理のない範囲で立てる
融資を受けた後、毎月の返済が始まります。事業が軌道に乗るまでの期間も考慮し、無理のない返済計画を立てることが何よりも大切です。
返済が滞ると、信用情報に傷がつき、今後の資金調達に悪影響をおよぼすことになります。想定されるリスクや不測の事態も考慮した上で、慎重に計画を練り上げましょう。
2)融資後の資金使途を明確にしておく
融資を受けた資金は、提出した事業計画書に記載した用途以外に使用してはいけません。金融機関は、融資した資金が計画通りに使われているかを定期的に確認します。資金使途を逸脱すると、追加融資が受けられなくなったり、一括返済を求められたりする可能性もあるため、注意が必要です。
3)金融機関ごとの特性も考慮に入れる
創業融資の主要な選択肢として、日本政策金融公庫が挙げられます。公庫は、実績が少ない創業者への融資に積極的で、比較的借りやすいとされています。
しかし、東大阪には多くの信用金庫や地方銀行が存在し、それぞれが独自の創業支援を実施している場合もあります。専門家である税理士に相談することで、事業内容や希望額に最適な金融機関を選ぶことができるでしょう。

4.東大阪の創業融資は「税理士法人やの会計事務所」へご相談ください
東大阪で創業を志す皆様、創業融資は事業成功への第一歩です。この記事でご紹介した秘訣と注意点を参考に、万全の準備を整え、融資を勝ち取ってください。
私たち「税理士法人やの会計事務所」は、東大阪の創業者の皆様を全力でサポートいたします。創業融資の申請から事業計画書の作成、そして融資後の経営相談まで、経験豊富な税理士が皆様の事業を成功へと導くお手伝いをさせていただきます。
ぜひ、お気軽にご相談ください。皆様の熱意ある挑戦を心より応援しています。

参考:税理士法人やの会計事務所